創作

Novelism(ノベリズム)とは ~新たな次世代WEB小説投稿サイトオープン!

 Novelism(ノベリズム)とはいわゆるWEB小説投稿サイトのことです。
 2020年9月1日より正式にオープンしました。
 運営会社は株式会社YANN(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丁 鵬)。

 ちなみに管理人も利用させていただいておりますm(_ _ )m

Novelism(ノベリズム)とは

 小説投稿サイトといえば、その代表格は『小説家になろう』が真っ先に思いつきます。

 他にも『カクヨム』に代表されるようにすでにたくさんありますが、今回の『Novelism(ノベリズム)』はそれらと比べてどうなのでしょうか。

 結論をいえば、Novelism(ノベリズム)は基本的には他の小説投稿サイトと同じで、特に制限なく誰でも作品を投稿でき、またそれらを自由に読むことができるサイトです。

 ただし、他の競合サイトには無い特徴も持ち合わせています。

 Novelism(ノベリズム)の特徴は、第一に有料コンテンツが存在することです。
 投稿される作品の中より、特に優秀な作品をコンテンツ化することを目指したサービスですね。
 これら有料コンテンツを「契約作品」と称します。

 まずはこの契約作品とは何ぞや、ですね。

契約作品とは

 契約作品は、その作品の冒頭の一部分を無料で閲覧することができ、その続きを読もうと思った場合は有料になる、というものです。
 また契約作品になった場合、単に文章だけでなく、カバー絵(書影)や挿絵がつくことも、一つの特徴といえます。

 つまり、書籍化された作品と同じ雰囲気を味わえる、ということですね。

 でも有料って聞くと、ちょっとって思っちゃいますよね。
 具体的な料金については、サイトで説明されているのでそのまま記載させていただきます。

契約作品の販売は一話単位で行います。各話の値段は字数により決定され、基準は1000字/5円(税抜き)になります。これを書籍一冊分の字数(約10万字)に換算すると、一冊は約600円(税抜き)になります。ノベリズム

 書籍化された作品って、文庫本なら最近では600円は超えるものなので、手ごろな値段ではあるのかもしれません。

契約作品と著者優遇

 有料である以上、契約作品により発生した利益は、著者に還元する仕組みとなっています。
 いわゆる原稿料の扱いで、ノベリズム公式によれば、その比率は書籍の印税よりも断然高い利率になっているそうです。

 またNovelism(ノベリズム)では、上記の原稿料とは別に、執筆のためのモチベーション維持のために、最低限報酬保証なるものが存在します。
 これは皆勤賞システムと呼ばれるもので、とある条件を達成することで、原稿料とは別に発生する報酬である。

 これは具体的な条件と金額が明示されており、条件は一定の作品更新ペースを維持すること。具体的には月間24日の新話更新と、その新話の文字数が3000文字以上であること、だそうです。

 まあ簡単な条件でないことは一目瞭然です。
 文字数が3000文字以上ってなっていますので、短い文章で話数を稼ぐことはできません。

 ちなみに達成すると、皆勤賞の条件を満たして毎月3万円(税別)がもらえるそうです。コレハイイ!

 とはいえ。

 仮に契約作品になったとしても、必ずしもお金を払ってまで読んでもらえるかといえば、そうとは言い切れないのが現実です。

 書籍化されたとしても必ずしも売れるとは限らないのと同じことで、しかしここでこのような報酬発生条件があることは、確かに著者への最低限のモチベーション維持に繋がることが期待できるかもしれませんね。

 また読者からしても、短い間隔で話が更新されることは望ましいことであり、お互いにとって利のあるシステムといえるでしょう。

 この契約作品のシステムが、電子書籍と何が違うのかといえば、リアルタイムで連載されている、というのが売りとなってきます。
 更新の停滞は運営にとってもマイナスであるし、その対策としては一定の効果を発揮してくれる可能性が高いです。

 ではそんな契約作品ですが、どうやったらなれるのでしょうか。

契約作品になるには

 契約作品はその名からも分かるように、ノベリズム公式と契約を結んだ作品をいいます。
 つまり作者が望んで契約できる、という簡単なものではないことになります。

 ではどうやって契約するの? ということになりますが……基本的には運営からの声かけを待つしかない、といったところでしょう。

 ノベリズム編集部はサイトの投稿作品をチェックしているとのことで、これと思う作品については積極的な声がけをする方針だそうです。
 その基準は単純に作品の面白さだけでなく、執筆速度も参考になる、とのこと。

 そして契約が成立した場合、運営よりプロのイラストレーターに依頼が行われ、作品にイラストが加えられることになります。

 儲かる儲からない以前に、自分の作品にイラストを描いてもらえるってだけで、嬉しいものですね。(*^-^*)

 現在ではあくまで編集部の目にとまった作品のみ、契約作品の対象となるが、将来的にはある程度の条件を満たした場合、作者の方より申請できるシステムが実装される予定となっています。
 が、今のところ(2021年8月現在)そんな様子は無さそうです。ザンネン!

 その契約作品はオープンと同時に9作品ほど公開されました。
 さしあたってはノベリズムの看板作品でしょうから、ノベリズムの雰囲気たシステムを知る意味でも読んでみるのもいいかもしれません。

 ちなみに今ではだいぶ、契約作品の数も増えています。

契約作品第一弾列挙

由羅
由羅
ノベリズムの契約作品第一弾の9作品はこんな感じだよ!

Novelism(ノベリズム)のデザイン、操作性

 小説投稿サイトとしては後発であり、サイトのデザインとしては見やすいものといっていいでしょう。

 また作者側から見た場合、操作性もまずまずで比較的使い易い部類に入るのではないかという印象。

 一番有名な「小説家になろう」の操作性がアレなので、いい意味で余計に差異を感じてしまいます。

Novelism(ノベリズム)のガイドライン

 基本的に自由に投稿できる小説投稿サイトではあるが、守るべきガイドラインは当然ながら存在します。
 これを守らないと、いわゆる違反行為として認定された場合、利用停止や最悪の場合、削除という憂き目に遭うことになりますので注意が必要です。

 他の大手の小説投稿サイトにおいて、規約を守らなかったがためにアカウントを削除されるという、いわゆる「垢BAN」は定期的に発生してしまっています。
 それに至った理由が色々あったのでしょうが、そうならないに越したことはないので、このガイドラインにはしっかり目を通しておきましょう。恐らくほとんどの方が目を通していないでしょうから。

投稿について

 当然ながら、Novelism(ノベリズム)に投稿できる作品は、ユーザーが自ら創作したオリジナル作品に限られます。
 他の小説投稿サイトにすでに投稿済みの作品も、投稿することは可能です。

 しかし二重投稿は可能ですが、契約作品を目指すならば、あくまでノベリズムのみでのオリジナル作品を投稿した方がいいかもしれません。

 また二次創作作品についても、契約作品にはなり得ないとのことです。

表現について

 表現の自由の名の元に、基本的には自由な表現が可能です。
 ただし、不特定多数の老若男女が読む可能性がある以上、一定の配慮は必要とのこと。
 まあ一般常識ではありますが、今一度確認しておきましょう。

 ・著しく性欲を刺激するもの
 ・暴力的、又は陰惨な画像・表現・描写などにより、暴力行為又は残虐性を喚起・助長するもの
 ・自殺を誘発・助長・ほう助するもの
 ・犯罪行為及び、刑罰法令に抵触する行為又は誘引・助長・ほう助するもの
 ・他者に対する差別表現、権利を侵害する行為

 上記の表現については配慮が必要です。
 物語の展開上の描写で必要な場合も、最低限の描写であるようにする必要があります。

二次創作について

 二次創作は基本的にNGですが、例外も存在します。
 例えばすでに著作権の切れた過去の作品、童話や古典文学など。

 また歴史上の人物を題材とした小説など、ですね。管理人の書いている小説は、ここに該当します。

 ただし、歴史人物を扱う場合でも、いわゆる第二次世界大戦までの人物を目安とする、という但し書きがあるので注意。
 これにはさらに但し書きがありまして、要は現在も存命している人物を題材とした作品は投稿してはならない、という規約です。

 第二次世界大戦はOKとされていますが、それでも現在なお存命の方が存在するわけで、例え大戦中であったとしても、それらを題材にしてはいけない、ということですね。

 まあ確かに生きている人を題材にするのは、いろいろ問題が発生しそうなので、このあたりはご納得できるかとは思います。
 仮に故人であったとしても、今を生きている人の親であったり、祖父母であったりと、記憶に残る人物を不用意に題材として取り上げるのは、まあ危うい可能性があるのは想像に難くありません。危ない橋は渡るな、であるし、運営も渡らせるつもりはない、といったところでしょう。

 そもそもにして、普段からそういった配慮ができるようになることこそが、大事なことです。

Novelism(ノベリズム)への投稿作品

 ちなみに管理人はいくつかの作品を、お恥ずかしながらノベリズムに投稿しております。

『朝倉天正色葉鏡』
『朝倉慶長始末記』

 などですね。

まとめ

 管理人としては悪くないサイトだとは思っているのですが、なにぶん後発サイトということもあり、人集めには苦労している印象を受けます。
 が、運営さんには今後のためにも是非とも色々と企画たてて実行し、賑やかにしていってもらいたいものですね。