サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた

サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた

 『サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた』は逆波氏による日本の小説作品。WEB小説、書籍などで展開されている。
 WEB小説投稿サイトである「小説家になろう」において、2017年03月27日から連載され無償公開されていた作品がベースとなっており、これに加筆や修正を加えたものが、2018年10月より書籍小説版としてオーバーラップ文庫から刊行されている。
 いわゆるなろう系ではあるが、典型的な異世界転生ものではない。

サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた
ジャンルローファンタジー
小説
著者逆波
イラストBou
出版社株式会社オーバーラップ
レーベルオーバーラップ文庫
刊行期間2018年10月25日~
巻数既刊1巻
WEB小説
掲載サイト小説家になろう
連載期間2017/03/27~
その他情報WEB版:連載中

サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた

『サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた』は小説になろうで連載されている作品だが、書籍版も刊行されている
たれたれを
たれたれを
由羅
由羅
小説になろう出身の作品群の一つ、というわけだね。これもよくある異世界転生もの?
確かになろう系というと、主人公が異世界に転生してチートな能力を活かしてなんやかんや、っていうストーリーが定番だが、これは違う。一応現代が舞台だ
たれたれを
たれたれを
由羅
由羅
転生しないんだ? チートじゃないんだ?
転生はしない。主人公はチートっぽい能力を持ってはいるが、周囲の方が単純に強くて相対的に弱い。とはいえ、能力自体はチートといえばチートかもしれないかな。むしろ作品で描かれる主人公の能力は、事務能力やら交渉能力の方だから
たれたれを
たれたれを
由羅
由羅
タイトルにもサラリーマン流、って書いてあるものね。でもついでに……というか、メインなのかもしれないけど、幼女の言葉には良くも悪くも反応しそう
主人公に関わってくるヒロインが、軒並み十一歳前後だからな
たれたれを
たれたれを
由羅
由羅
つまり主人公はペド野郎♪
主人公に幼女愛好の趣味は無いみたいだから、健全だぞ?
たれたれを
たれたれを
由羅
由羅
ええ、そうなの? つまらない
何を期待しているんだか……
たれたれを
たれたれを

あらすじ

「金が欲しい、権力が欲しい」
 己が欲のまま意識高い系サラリーマンとして出世街道をひた走る青年、榊平蔵。
 しかし、ある日の仕事帰りに、一振りの“鉄の棒”に触れたことで環境は一変!
 彼は一般社会から抹殺。特殊な刀を振り回し、この国を守る能力者集団『近衛』に放り込まれてしまう。
 そこで出会ったのは国を統べる皇族の一人娘、日桜殿下で――――。
今まで築き上げてきたエリートの立場を剥奪されて、任命されたのは”高貴な立場にある幼女の護衛”。
幼女の世話をし、幼女に諭され、幼女を護る。そんな青年の新しい仕事が始まる!『小説家になろう サラリーマン流 高貴な幼女の護りかた』

第一部

 会社帰りに事件に巻き込まれたサラリーマン・榊平蔵。
 “刀"を手にしたことで“覚めたもの"と呼ばれる異能者となり、九死に一生を得た平蔵は、表社会から存在を抹消。異能により影から日本を守護する組織『近衛』に否応なく入隊することになった。
 高額な報酬を得るためにサラリーマン時代に磨いた経験を活かす平蔵だったが、護衛対象である高貴な一族の一人娘・日桜に出会い、その護衛を命じられたことで、自身の在り方を考え直していくことになっていく。
 一方、日桜と“刀"を狙う他国の陰謀が蠢く中、平蔵は共和国の“虎"と対峙することになる。

第二部

 “虎"との死闘から1ヶ月後。
 『近衛』の任務に復帰した平蔵は、護衛として日桜を支え、時に膝枕される日々を送っていた。
 ところが急な辞令によって、京都支部へ異動が決定。日桜の護衛の任を解かれてしまうことになる。
 京都での新たな護衛対象は、皇位継承権を持つ女子小学生・朱膳寺千景。
 帝都に対する近衛京都支部による陰謀に巻き込まれていく平蔵は、千景を守りつつ、これに立ち向かうことになる。

第三部

 京都の一件で平蔵が大きな借りを作ってしまった政治家・城山英雄。
 城山の頼みによりエレオノーレと名乗る幼女を預かることになった平蔵は、苦心しながらも近衛の自身の寮にてかくまうことになる。
 だがそれも日桜に見つかり、しかし二人は友人としての関係を構築していく。
 そんな中、東欧のトランシルヴァニア王国で内戦が発生し、国王が処刑されたことが報道されたことで、エレオノーレがその息女であったと発覚。
 エレオノーレの亡命先を探すも外交的圧力により敵わず、孤立無援となったエレオノーレを守るため、また事態を打開するために平蔵は一人、“騎士王"と対峙することになる。

登場人物

主要人物

榊平蔵(さかき へいぞう)

 主人公。元サラリーマン。
 事件に巻き込まれ、覚めたもの、として覚醒し、近衛に入隊。日桜の護衛役となる。
 出世欲が強いやり手の営業マンであったが、日桜の護衛役を通じて考えて変えていく。
 刀は防人安吉。

日桜(ひおう)

 幼女その一。
 日本国の第一皇女。兵衛府顧問。帝国全権代行大使。
 現帝が臥せっているため、国の全権代行を任されている。
 公務時はごく普通に話すのだが、普段はトロく、たどたどしい口調になる。
 平民出身の平蔵に対して興味を抱いており、「ぼーなす」と称して膝枕を平蔵に強要することもしばしば。

朱膳寺千景(しゅぜんじ ちかげ)

 幼女その二。
 皇位継承権を保持するものの、第十九位と現在の継承権保有者の中では最も低い。
 見た目が大人びているため、平蔵も最初は十四~十五歳くらいと思ったが、登場時の年齢は十一。幼女だが見た目はもはや幼女ではない。
 千景の母である霞が先々代の帝の血をひいており、その娘が千景である。
 近衛京都支部の謀略により異動となった平蔵の護衛対象。

エレオノーレ・クルジュナ・トランシルヴァニア

 幼女その三。通称はノーラ。
 トランシルヴァニア王国の王女。城山英雄の叔母の曾孫に当たる。
 革命により身内である城山を頼って来日し、平蔵に匿われている最中にトランシルヴァニア王国が革命により打倒。
 これをきっかけに覚めたもの、として目覚めた。
 平蔵、日桜の尽力により国外退去を免れ、近衛に入隊することとなる。
 

近衛府

鷹司霧姫(たかつかさ きりひめ)

 近衛師団・副長。元近衛第九大隊長。
 刀は三日月宗近。

裂海優呼(さくみ ゆうこ)

 近衛師団・第三大隊所属。

立花宗忠(たちばな むねただ)

 近衛師団・第四大隊所属。

鹿山小次郎(かやま こじろう)

 近衛顧問。先代の近衛副長。

伊舞朝来(いまい あさこ)

青山総司(あおやま そうし)

 近衛第一大隊長。
 刀は太郎太刀。

土岐新介(とき しんすけ)

 近衛第五大隊長。

立花直虎(たちばな なおとら)

 近衛第六大隊長。
 刀は千鳥。

鶴来斉昭(つるき なりあき)

 近衛第七大隊長。近衛では伊舞、鹿山に次ぐ古参。

日本国関係者

城山英雄(しろやま ひでお)

 政治家。当選回数九回。前文科省、国交省大臣を歴任し、現在は幹事長を務めている。

その他

ジョルジオ・ニールセン

 騎士王。

アレクサンドル・メドベージェフ

 ロマノフ連邦の英雄。通称雷帝。

朱膳寺広重(しゅぜんじ ひろしげ)

 千景の祖父。