大河ドラマ

麒麟がくる【第2回 道三の罠】感想・まとめ

 明智光秀は京で出会った望月東庵と駒を連れて、美濃へと帰国の途にあった。
 しかしその美濃において、所領拡大を目論む尾張の織田信秀が軍勢を率いて侵攻を開始。
 光秀や斎藤道三の嫡男・斎藤高政(斎藤義龍)は反対する中、道三は籠城を決定。
 だがそれは道三の策であった……。
 

加納口の戦い

由羅
由羅
さて第2回目は戦国時代らしく、いきなり戦だね! しかも攻めて来たのは隣国尾張の織田信秀! これって織田信長の父親だよね?
そうだ
色葉
色葉
由羅
由羅
なんで戦争になったの?
なぜって戦国時代だからだろう
色葉
色葉
由羅
由羅
それはさすがに身も蓋も無いような
冗談だ。いくら戦国時代でも、わけもなく戦になったりしないぞ。…作中でも多少語られていたが、織田軍及び朝倉・土岐連合運と、斎藤軍の戦い、だったのが、いわゆる加納口の戦いだ
色葉
色葉

加納口の戦いは天文13年9月22日(1544年10月8日)または天文16年9月22日(1547年11月4日)に起こったとされる合戦。場所は美濃国井ノ口で、そのため井ノ口の戦いとも呼ばれる。

由羅
由羅
土岐の名前は出てきたよね? 美濃の守護だっけ。でも朝倉の名前は出てこなかったような
文献によって出てきたり出てこなかったり、だな。『美濃国諸旧記』によれば、道三が土岐頼芸を差し置いて専横するのを快く思わなった信秀が、美濃の北に位置する越線の戦国大名・朝倉孝景と結んで、道三を南北から挟撃した、という経緯だったらしい。ちなみに朝倉家は土岐家の外戚……つまり親戚なわけだな
色葉
色葉
由羅
由羅
なるほど。でも作中では出てこなかったけど?
複雑になりすぎて説明がめんどくさい、と思われて端折られたんじゃないのか?
色葉
色葉
由羅
由羅
めんどくさいって……また身も蓋もないような
大河ドラマといっても、史実をモチーフにしたフィクション、だからな。例えば斎藤道三は作中では美濃守護代ということになっているが、実際には守護代の地位になったことは無いし
色葉
色葉
由羅
由羅
あくまで創作、ということなんだね
そう思って見ておいた方が幸せだな。知らぬが仏、というやつだ
色葉
色葉

土岐頼純

作中でも語られていたように、結果は道三の策が功を奏して斎藤方の大勝。織田方の大敗、だな
色葉
色葉
由羅
由羅
ぼろ負けだったよね~。とりあえず第2回は戦国時代らしく合戦がメインになっていた感じだけど、ラストはけっこう衝撃的な展開で、道三の知名度を良くも悪くも上げちゃっていたよね
土岐頼純毒殺のことか?
色葉
色葉
由羅
由羅
そうそう! ちなみに土岐頼純って誰? って感じだったんだけど、要は道三の娘婿だったわけだね
頼純は美濃守護であった土岐頼芸の甥で、一応道三及び頼芸と対立関係にあった人物だ。でも『麒麟がくる』開始以前に道三に追い詰められていって、母親の実家である越前朝倉家に亡命していたらしい。で、朝倉家と織田家の支援を得て美濃再入国を企てたのが、この加納口の戦いだったというわけだ
色葉
色葉
由羅
由羅
むむ? それだと作中の内容とちょっと矛盾するような?
ん、そうだな。今の話は加納口の戦いが天文13年にあった場合の話で、作中では天文16年説の方を採用しているから、おかしなことになる。ちなみに天文13年説ではその後、頼純と道三は和睦して、その条件として頼芸の隠退及び頼純の美濃守護就任やら行われて、さらに道三の娘である帰蝶との婚姻などが成ったそうだ
色葉
色葉
由羅
由羅
作中ではすでに守護やっていたし、帰蝶とも結婚していたものね。でも最期は……
ドラマのように道三に毒殺されたかどうかはわからないが、しかしかなりの確率で道三に謀殺されたであろうことは、想像に難くないな。年齢もこの時24歳。もともと敵対していた相手だったこともあるし、その謀殺の理由として加納口の戦いの首謀者、ということにすれば、動機としても分かり易いからな
色葉
色葉