信長の野望

土岐頼芸【信長の野望・大志の武将能力で見る麒麟がくる】第5回

 大河ドラマ『麒麟がくる』の登場人物を、信長の野望シリーズ「大志」の武将能力から見てみようのこの企画。
 第5回は明智光秀の主君・斎藤道三が仕える美濃国守護・土岐頼芸その人から。

土岐頼芸とは

 土岐頼芸といえば、戦国時代の守護大名というよりは、文化人としての知名度の方が高い人物である。
 特に鷹の絵が得意であったようで、これらは土岐の鷹として珍重。
 土岐冨景、土岐洞文といった同族の画家も、実は頼芸ではなかったかと考えられている。

由羅
由羅
確かに『麒麟がくる』でも、ちゃんと鷹の絵を描いていたものね

 頼芸は土岐政房の子として1502年(文亀2年)に誕生した。
 当時はすでに守護家である土岐家に代わって、守護代家の美濃斎藤氏が台頭していたが、権勢を誇っていた斎藤妙純が近江で戦死し、土岐家だけでなく斎藤家もまた、不安定であったといえる。

このごたごたで次に頭角を現すようになったのが、長井規秀こと斎藤道三だな。まあ当時は道三の父である松波庄五郎が頑張っていた時代にはなるが
色葉
色葉

 頼芸は次男という立場ではあったが、その土岐家の家督を巡って兄・頼武と対立。
 買ったり負けたりを繰り返すことになる。

 最終的には道三などを重用して実質的な美濃守護となるも、今度は兄・頼武の後継者で頼芸の甥に当たる土岐頼純と対立するなど、美濃国は争乱の様相を呈したという。

由羅
由羅
土岐頼純って、ドラマで道三に毒殺されたあの衝撃的シーンのひとだね!
あんな感じで、土岐家内部でもいろいろごたごたしていたというわけだな
色葉
色葉

 そんな頼芸であったが、次第に道三と対立。
 最終的には道三に美濃国から追放されることになる。

由羅
由羅
一国の守護が追放かぁ……
とはいえこのあとも頼芸はしぶとく生き長らえたらしい。妹の嫁ぎ先である近江国の六角氏や、そのあとは実弟の治頼がいる常陸国、さらには総国の土岐為頼を頼って、最後には甲斐国の武田家に匿ってもらっていたそうだ
色葉
色葉
由羅
由羅
あちこち渡り歩いているんだね~

 ちなみに甲斐武田氏は、織田信長による甲州征伐によって滅ぼされ、その際に頼芸が見つけられたという。
 そして元斎藤家臣で当時は織田家に仕えていた稲葉一鉄のはからいによって美濃へと帰国し、1582年(天正10年12月4日)に死去した。

由羅
由羅
81歳まで生きたのなら大往生だね。それにこの時って本能寺の変があった年でしょ? つまり信長や光秀よりも長く生きたってことなんだよね……
頼芸がどんな思いでそれを見ていたかを考えると、少し感慨深いものがあるな
色葉
色葉

麒麟がくるでの土岐頼芸

由羅
由羅
『麒麟がくる』では美濃の守護・土岐頼芸として、下記のように紹介されているよ。演じるのは尾美としのり!
かつて道三と結託し、兄を守護の座から追い落とした過去を持つ。鷹の絵を描くのを好む。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』

信長の野望・大志での土岐頼芸

土岐頼芸(とき よりのり)
基本能力
統率43
武勇30
知略68
内政61
外政66
その他能力
所領拡大
気質芸道
格付B
野心4
個性間者諜報 都市計画
戦法足止め 回避
作戦神出鬼没

由羅
由羅
知略、内政、外政は60台で普通。統率、武勇は50以下で苦手、という感じだね
完全に内政要員か。意外に高評価、という気もするな
色葉
色葉

 気質は芸道で戦国武将というよりは、まさに文化人。
 格付けはもしかして落胤かもしれない斎藤義龍よりも高いB。これまた意外。守護家の血筋の力か。

まとめ

由羅
由羅
最後というか、今さらなんだけど、頼芸っていう名前が読めない……。最初、よりあき、って読むのかと思ってた
『麒麟がくる』ではよりのり、になっているな。ちなみに読み方は、よりあき、よりなり、よりのり、よりよし……と諸説あって、はっきりしているわけじゃないんだ
色葉
色葉
由羅
由羅
え、じゃあなんで「よりのり」なの?
近年、頼忠の菩提寺である禅蔵寺の過去帳を見たら、芸という字に対して「ノリ」のルビが記載されていたそうだ。だから「よりのり」を採用したんだろうな
色葉
色葉
由羅
由羅
なるほど、そんなのが残っていたんだね!

 次回の第6回は織田信長の父、織田信秀。その評価は如何に?

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